芸能トピックス
ン市川海老蔵ブザマな『傷害事件』の顛末
 先日より再三報道されている歌舞伎役者、市川海老蔵の『傷害暴行事件』は、先月25日早朝の報道以来ようやくその『全貌』が見え始めた。
 このニュースコーナーでわざわざこの一連の報道をお伝えしなかったのは、もはや海老蔵は『歌舞伎役者』でも『伝統芸能継承者』でもない、ただの『俗物』であって、本来ここまで大げさに報道されるべき人物ではないと判断していたからだ。
 しかし、ここまで身勝手で横暴な乱行が日本の伝統芸能では通用すると思われては世界の恥でもある。本当に身を謹んでほしい。もはや手遅れかつムダだろうが。

 まず事件の前兆はすでに25日早朝を待つまでもなくはじまっていて、酒を飲んでは暴れ、横暴を極め、社会に迷惑をかけていた海老蔵の行動がいずれこういう事態になることは誰もが予測していたことである。

 おそらくは妻である小林真央も何度かの精神的、肉体的、性的暴力を受けていたであろうし、予想できた事態が予想通り起こったことに小林も悔やんでも悔やみきれないだろう。

 24日の夜から『元』暴走族ヘッドと飲み歩いていた海老蔵は、泥酔の挙句散々六本木の飲食店に迷惑を『撒き散らし』、周囲の客らも彼の姿を見れば『退店』するという傍若無人ぶりを発揮していた。
 さらに、途中からはその暴走族のメンバーらの弟分である『暴行容疑のハーフの男』らも加えて、さらに海老蔵は調子に乗っていた。彼らの持つ『力』を自分のモノと勘違いする。典型的な虎の威を借るなんとかのする行動パターンと精神様式。

 その暴走族の男に自分の立場を利用して酒を強要し、連れまわし、エラソーな態度を取ることで自尊心を満たす。伝統芸能という看板を背負う男のなす所業ではないことは誰の目にもあきらかで『小さい』男のやる代表的な行動だ。

 そして、目撃者によれば、その男に『灰皿でテキーラを飲ませようとした』、『乱暴にゆすったりシバいたりして男を連れまわしていた』らしく、最終的にはそれを何度もたしなめとめようとした『暴行容疑のハーフの男』の前で、立ち上がることすら満足にできない元暴走族の男にペットボトルの水を無理やり飲ませ、さらに連れまわそうとしていたのを見るに見かねて、そのハーフの男にシバき回された、という情けない顛末。

 おそらくは割って入ったハーフの男にも絡み、さらに1〜2発殴ったのだろう。泥酔状態の海老蔵の暴力はハーフの男がある程度酔いがマシな状況であれば致命傷にはならないほどのモノであったろうが、これにいい加減イラついていたハーフの男がついに逆ギレし、海老蔵をボコボコにした、というのが本当のところだろう。

 海老蔵は診断書をとって、そのまま被害届を提出したが、これは周囲に押されて仕方なくやったことで恐らく本人は酩酊状態にありながらも自分に非があって、これが『事件』になれば自身も不利になることくらいは予想できていたであろう。なにせ加害者は自分で、むしろ正当防衛や情状を考えれば、すべて自分が悪いという結論になるに決まっているからだ。

 しかし、とっさの判断で、いざとなれば誰かが金力や権力で『示談』してくれるだろうし、いざとなれば『泥酔状態で、記憶がない』ととぼければ自分が悪いこともごまかしきれるだろうという判断をしたのだろう。

 海老蔵はここから一気に追い詰められる。そして、ぶざまな顛末が世間にさらされ、もしかしたら正座してワビを入れている姿すら面白報道大好きな日本のテレビで放映されるかも知れない。

 ここで完全に生まれ変わらないなら、さっさと梨園から身をひくべきで、このあたりでケジメをしっかりとつけてほしいところである。

 これ以上日本の伝統芸能に『泥』をぬらないでほしいとココロから祈る。
(Dr.K 12/6 10:00)
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