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【中国】中国漁業監視船が接続水域へ再び
【産経新聞より一部抜粋】

中国漁業監視船『魚政35001』と『魚政201』が日本と中国の接続水域に侵入した。今年9度目。

24日午前5時ごろ、尖閣諸島の久場島の北北東約30キロの海域を東に向かって航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認。

巡視船は日本の領海に侵入しないよう警告したところ、2隻は約1時間後に海域(接続水域)を出たが、再び午前7時30分ごろに、近くの別の接続水域に侵入した。2隻は約1時間30分後にこの水域を出たが、以前周辺を…ウロついている。

魚政201は無線で日本の巡視船に対し、「一般的なパトロールの範疇だ」と応答してきたという。

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いわゆる中国の『打診』である。野田首相が中国の空母建造などの軍事拡大に名指しで懸念を示す中、『この首相(内閣)はどんな対応をするのか』を『いつも通り』に試してきた、といったところか。

日本の対応は極めて平常通りで、以前とまったく変化はなく、首相や官房長官による緊急会見等も無かった。

こういった中国の動きには大きくわけて二つの対応があると考える。ひとつはこれまで通り、あえて事態を拡大さず、淡々といつも通りに行動する対応。もうひとつは、韓国やアメリカが行うような非常にある意味でネガティブな反応として、緊急記者会見や即座の抗議声明などを発し、自衛隊を動かす等の大きな動きを行うことだ。

中国では冷戦前から同じ社会主義大国であったロシアとも距離をおく姿勢を保っており、アメリカやヨーロッパなどの最新の軍事技術を持つ国から独立した『自国による軍事兵器』の開発に力を注いできた。

国産空母だけではない。ステルス性能をもった戦闘機なども中国は次々と開発を進めている。日本としてはそろそろハッキリとした領土問題に対する強い姿勢とマニュアルを打ちだす時期に来ている。

もし中国が日本領土に人民解放軍を送り込むとすれば、いきなりの大行動ではなく、こういった部分侵入を繰り返し、いかにも『いつものこと』を隠れ蓑にしつつ、日本の緊迫感を惰性化させた瞬間を狙ってくると言うのは世界中の軍事研究者が口をそろえていう部分である。

毎回、戦闘機を緊急発進させる位のことはさせなければ、いつまでも日本は中国に『打診』され嘲笑されたままになる。
(Dr.K 10/24)
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