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長居ｽﾀｼﾞｱﾑが沸いた。不調に泣いていた香川は、『長居が僕のﾎｰﾑ』とｲﾝﾀﾋﾞｭｰに答え、髪を切ってこの試合に臨んだ。
開始早々危なげなくﾎﾞｰﾙを支配した代表は、初先発を経験するﾊｰﾌﾅｰﾏｲｸにﾎﾞｰﾙを集め、その高さを利用して、簡単に得点を重ねる。
ここからはまさにｺﾞｰﾙﾗｯｼｭだった。半ば戦意を喪失したﾀｼﾞｷｽﾀﾝ相手に次々にｺﾞｰﾙを重ねて、気付けば敵にｼｭｰﾄを打たせず、一方的にｼｭｰﾄを打ちまくっての8得点。実に10年以上ぶりの快挙だった。
ﾀｼﾞｷｽﾀﾝは一度予選落ちしたものの、ｼﾘｱが国内情勢等の問題で、3次予選から落選し、これに変わって出場した国。準備も不十分だったこともあるだろうが、それでも今日の日本代表は勢いがあった。
遠藤もｹｶﾞの影響を感じさせないﾌﾟﾚｰで、前後のﾊﾞﾗﾝｽを見事にｺﾝﾄﾛｰﾙ。ﾄｯﾌﾟ下に入った中村も見事にその役割を果たし、ｷﾚのあるｼｭｰﾄやｼｮｰﾄﾊﾟｽを連発した。
次は11月にｱｳｪｰを迎えるが、この調子であれば、早い段階でW杯出場を決めてくれることだろう。
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