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[政治]改正海上保安庁法が29日参議院でも可決、公布へ順調なものの『竹島除外』の骨抜き法案に。
【8月30日】
海上保安庁の捜査や逮捕の対象を拡大するための、いわゆる改正海保法が29日、先日の衆議院に続いて参議院でも可決された。

この法案の『目玉』は、これまで陸上での逮捕や捜査は『警察官』であった管轄を海上に加えて離島でも海保に譲る、というものである。これによって、海保でも離島の陸上での逮捕が行えるようにするといったもので、直接的にいえば、ようするに離島に上陸してきた不法入国の外国人を海保が即座に逮捕できるようにした、という部分である。

これから公布、施行という段取りになるが、海保が陸上でも逮捕できる地域は限定され、その離島の名前は公布までに指定される。

現在のところ、尖閣諸島は挙げられているが、肝心の北方領土と竹島は含まれない模様だ。

Dr.Kはハッキリいいたい。

日韓関係に配慮し、さらに過熱しないように竹島は入れない。

韓国、中国と連続して領土問題が発生している中、ロシアはこれ以上刺激しないようにしたい。

その理屈は十分に見えるが、そうだからこそ政治が領土問題に対するはっきりとしたメッセージを伝えるのが大切な時期に、こういった骨抜きのヘタレ法案を可決することは、単純に日本国民にも韓国にも

『あ、逃げよった。ヘタレ日本。』

と思われるだけで、はっきりいって、『情けない』のひとことに尽きる。

ここははっきりと竹島も入れた上で、『いつでも韓国の建造物や常駐の警備員を排除できる法的整備をした』という姿勢をみせて、何かしたら、すぐにでも海保を派遣するぞ、という強い意思を見せた上で、それとは別に韓国に『融和』の道を示す貨幣スワップ継続などの、助け舟を出してやればいいのだ。

ただ、竜頭蛇尾なだけの野田首相の姿勢が韓国に『ほら。やっぱり日本なんて、どうにでもできる。』とナメられる結果で終われば、せっかくこれまでに発した強い外交メッセージも完全にムダになる。

こうなるくらいなら、最初から、今までどおりのヘタレ媚びまくり外交をやっていればよかったのだ。

尖閣の取り締まりができるようになったことだけでも評価すべきともあるが、これは単に東京都の購入などに向けて、単純に警察力の及ぶ範囲を強化しただけ。かえって、東京都や過激な右翼、心ある国民が暴走したときに、『自国民』を逮捕するための自国民への脅しとも取れなくもない。

まだまだ領土問題も迷走することになりそうだ。

(Dr.K 24.8.30)
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