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[外交]韓国政府『野田親書』を返還へ。ありえない外交上の非礼に日本政府の対応は。
【8月23日】
韓国政府は、先日野田総理大臣が送付した親書について、『親書を受け取れば、すでに韓国領土である独島(竹島の韓国名)に紛争問題があると国際認識される恐れがある』として、これを受け取らない方針を固めた。

韓国はすでに竹島に観測所を建設するなど実効支配をしており、韓国の李大統領が8月に入って竹島に上陸するなどのパフォーマンスを行った上で、別の記者会見において『日本の天皇が訪韓するなら、独立運動で犠牲になった韓国人に正式に謝罪すべき』など、強硬な発言を行って、竹島問題に関して硬化する日本側をさらに挑発していた。

韓国側の狙いは不明だが、少なくとも竹島問題を自身の『引退の花道』にしようとしている李大統領の心無いパフォーマンスは両国の冷静な国民に嘲笑を買い、一部の反日、反韓感情を持つ過激な国民を強く刺激している。

お互いのいい分に理解はできるが、竹島問題という根本的な国際問題を取り除かない限り、同様の事態は永遠に起こり続けるわけで、このあたりで今回の件を利用して、なんらかの一定の落としどころを探りたい。

『親書受け取り拒否』『親書返還』となれば、外交上としては、もはや戦争状態と同質、またはそれ以上とされており、両国の関係に国際的にも注目が集まっている。

尖閣諸島の問題、との大きな違いは、周囲に資源が見つかったから、という理由で『後だし的に』領有を主張する中国とは違い、戦争終結前からこの地域での漁業権を争っていたことだとされていることである。

また、韓国側はすでに15世紀あたりから、韓国の領土に関する記述を行っている文書に独島とされる島の記述が出ていることを挙げているが、独島という記述ではなく、周辺の島嶼(とうしょ)を指すと見られる別名であるなど、問題も多く存在する。

日本側の、古くからの島根県編入に関する記述や、戦後のアメリカによる占領時の日本領認定、さらにその後の日本独立後の島根県への帰属など、はっきりと竹島を名指しした文書が残っている日本側の主張のほうが説得力はあることで、韓国は第三国、第三者による仲裁を拒否し続けている。

韓国はもはや『引くに引けない』状況であって、Dr.Kは外交上のカードにこれを利用して、韓国に恩を売るような方法で日本側が譲歩するのがもっとも大人な対応だと思うが、漁業関係者のことなどもあって、そうもいかないまま泥沼の様相を呈している。
(Dr.K H24.8.24)
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