しかし、この募金も毎年減少しており、今回は過去最低金額を更新した。
このままでは毎年の神戸の風物詩であるﾙﾐﾅﾘｴは開催されなくなってしまうという危険性が現実味を帯びてきた。
Dr.Kは三宮で勤務していた経験があって、このﾙﾐﾅﾘｴは仕事をしている身としては渋滞や事故の原因になるだけで、毎年見ていると見飽きるし、毎日高速から見ていると、ｲﾍﾞﾝﾄというよりも、普通の景色になってしまうので、なんとも言えない部分であるが……。
ﾙﾐﾅﾘｴに思い出がある人間からすると、そうも言えない『深刻』な事態なのだろう。
しかし、神戸では夏の花火や、震災記念の行事など、それ以上に開催してほしいｲﾍﾞﾝﾄも多数あって、ﾙﾐﾅﾘｴがなくとも神戸という街はなにかとｲﾍﾞﾝﾄや店もあるﾃﾞｰﾄｽﾎﾟｯﾄ。
あえて無理をして開催する価値があるのかどうかはDr.Kとしては疑問。
まあ、ﾙﾐﾅﾘｴを愛する人々が募金で支えて開催される分には何も文句ないのであるが。
なくなる、となると、少しさびしい思いもするDr.Kである。
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