日米韓では、中国が北朝鮮を擁護するために提案したこの内容について、中国のｱﾋﾟｰﾙに過ぎないという見方が大半をしてめており、事実上『中国主導』でかつ『北朝鮮の核問題を排除』した状態、かつ『北朝鮮の譲歩が一切ない』状態での会合には応じない姿勢だ。
特に韓国は北朝鮮が譲歩をしない限り、会合に応じるべきではないという世論が主流で、ｲﾐｮﾝﾊﾞｸ政権もこれと同様の歩調で対応している状態。ｲ政権は、今回の反撃で韓国側の撃った砲弾の半分が海に落下、さらに北朝鮮の砲塔など軍事施設、設備に着弾したものはｾﾞﾛという失態を見せており、世論はさらに厳しいものとなっている。
ここで会談に応じれば、完全な韓国の『一人負け』であって、中国はこれに対する対応をもはやなだめるすべはなく、強硬な脅し近い姿勢をとるしか手はなくなった。
中国は同時に『ﾛｼｱ』が6カ国会談に同調していることを示し、あくまで今回の会合は正式な『会談』ではなく、単なる話し合いである、として強硬にこれに応じるように呼びかけている。
ここでこの会談が実現すれば中国はこういった強硬な姿勢を国際社会にとればいいという悪い癖がつきはじめる上に、北朝鮮も今回程度の殺戮なら許されるという悪い癖もつく。
日米韓ははっきりと対立姿勢を明確にして、今回の問題を機に、領土問題やｱﾒﾘｶの黄海進出問題などもあわせて牽制して自国の利益を保とうとする中国のﾊﾞｶげた提案には決してﾀﾀﾞ乗りしてはならないとDr.Kは思う。
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