韓国は先日よりこの周辺で軍事演習を行っていたが、22日の午前8時台に北朝鮮から抗議があった。しかし、韓国側は領海内での演習であるとこれを無視したことが発火点になったと思われる。
予定通り演習を行う韓国に対する砲撃は約50発とされており(22日18時現在)、韓国側は死者1名、重傷者3名を合わせて数十名が負傷したと発表した。
韓国はこれに対して当然のことながら南北休戦協定に反するとして、これに基づき報復射撃約80発(22日18時現在)を行って、相手にも多数の死傷者が出ている模様(北朝鮮側については発表なし)。
日本、ｱﾒﾘｶもこれについての情報収集を急いでおり、韓国はこれについて、戦線拡大を防ぐように軍部に指示を送るとともに、北朝鮮に対してはこれ以上砲撃を行うならこちらも強力に対応する、と強いしせいを打ち出しており、李大統領は眠れない一夜を過ごすこととなりそうだ。
この北朝鮮の一連の動きに対しては、ｳﾗﾝ濃縮に対してのｱﾒﾘｶの冷たい対応をめぐって、北朝鮮が次の一手を模索していたこともあり、この辺りとの関連も十分考えられる。『とばっちり』をくらった韓国はたまらないが、北朝鮮の見据える先は何があるのか……次の報道が気になるところだ。
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