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相手が様々な問題を抱えていて圧勝の土台はあったのだが、これほどの試合をすると安心してみていられる。
前田も2点を取って、後は香川と柏木に点数が入れば、という欲も出たが、完封で終えたことは大きい。
このあと日本代表はＡｸﾞﾙｰﾌﾟを二位で通過したｶﾀｰﾙと対戦する。ｶﾀｰﾙは今期調子がよく開催国ということで完全ｱｳｪｲとなる日本代表。
落ち着いて先取点を取れば、さほど怖い相手ではないが、開催国の強みもある。
内田も出場できず、吉田もｲｴﾛｰ1枚という状況で、ｶﾀｰﾙに先取点を取られて前がかりになると不安定な戦いを展開することになりかねない。
ｻﾞｯｹﾛｰﾆのﾍﾞﾝﾁﾜｰｸは、ここ数人の監督の中でも極めて的確な印象で、今回のｻｳｼﾞ戦でも選手交代も完璧に当たっていた。
この調子でまずはﾌﾞﾗｼﾞﾙﾜｰﾙﾄﾞｶｯﾌﾟの前にｱｼﾞｱのﾀｲﾄﾙをとって『日本は嫌なﾁｰﾑ』という印象をｱｼﾞｱに定着させておきたい。
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