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【長期連載コラム】
『モーニング娘』。を語る
【1】
現在の『モーニング娘。』は5名。
リーダーの高橋、サブリーダーが新垣、田中れいな、道重さゆみ、光井あいかの5名である。

実際こうやってシェイプアップした姿を見てみると、実に機能的な5人である。

歌とダンスで高橋。そして、その高橋を支える新垣。歌唱力に関しては当初高橋よりも新垣のほうにつんく♂が期待していたことは明白で、これは5期のデビュー曲『Mr.Moonlight』でもはっきりと強調されている。当初エースとして位置づけられていたのは新垣のほうで、その力はつんく♂も認めるところ。

 そして、今後のモーニング娘。をまとめるのに必要な、田中れいなの勝気な部分、そして歌唱力、さらにブログなどでの宣伝力も期待されていることから、田中が必要なことは明白だ。また、道重はバラエティー系の適正や、ブログでの宣伝力、さらにここ数年停滞してきた『キャラクター』の点で、抜きん出ている。光井は、いわゆる『優等生』で、紺野や市井と同じく『頭がいい』ことはメンバーのブログなどでも度々語られている。例えば、光井はすべての楽曲の振り付けや立ち位置、歌詞などの『全員分』が頭に入っているというのだから、その適正と記憶力はやはり『買い』だろう。

 従って、つんく♂としては、必要最小限のメンバーと、新メンバーがもし売れて図に乗っても押さえの利くメンバーを残したことで、ついに最後の勝負に打って出た、という印象を強く受けるのはDr.Kだけではないはずだ。

 思えば、黄金時代と呼ばれた、中澤裕子卒業直後のメンバーの時代と人数こそ違えども構成は似通っていることに気付く。はっきりとしたそれぞれの役目があることがその特徴だ。

 問題は、なっちやごまきといった『エース』が不在であること。そして、今までのリーダーに比べると、高橋の楽曲中の露出が大きいという点か。

 従来、モーニング娘。のリーダーは影で楽曲を支えるタイプが中心だった。中澤しかり、飯田しかり、矢口、吉澤しかり、である。ひたすらセンターに立ち続けるリーダーは高橋が初めてで、この点には機能性において若干の問題が残る。

 これが野球などであれば、キャプテンがエースで4番というのは悪くないが、アイドルグループとして、メンバーをまとめる立場となるとその適性には問題がある。適性というよりは『立場』の問題なのであるが。

 黄金時代のメンバーは、飯田、安倍、矢口、保田、加護、辻、吉澤、石川、後藤で、これに後に、高橋、新垣、紺野、小川が加わってくる。

 飯田はリーダー。安倍と後藤というエースが二人いて、歌唱力という点ではしっかりと保田が下支えし、その他もキャラ立ちするメンバーがずらりと並ぶ。

 ここでつんく♂と事務所は『次の一手』に出るのであるが、そこに問題が発生した。

【つづく】
22/12/21
なにをしてるんだ俺……。
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